FC2ブログ

あるう日~♪

 「西中国山地にはツキノワグマが生息している・・・」 明日の遠征のことを計画しながらこんな事が頭をよぎった。午前9時を回った頃、車にFX3を積み込み高速道路を北西へと走る。以前行きつけの自転車店のレジ横に置いてあった島根県吉賀町のサイクリングマップを頼りに今日はライドすることにした。高速道路を六日市ICで降りてしばらく走ると今日のデポジットポイントへと到着。(道の駅かきのきむら) トイレでウェアーに着替えて用も足しサイクルコンピューターを起動させイザ!出発! 島根県道3号線を福川川沿いに南下する。 自動車も通行出来る道で路面状態は良く、ここならロードバイクでも良かったなとも思う。 左手に時より見える川面はエメラルドグリーンで視覚的にマイナスイオンを感じることもある。すると・・・「あっ!カマキリが居る!」 「そこだと車に轢かれるぞ!」と何度も思うほど行く先々でカマキリを見た。ゆるやかな勾配を繰り返し、やがてキツメの上り坂に差し掛かる。その登りを終える頃にはより川に近づき椛谷(かばたに)という渓谷の傍を走った。今日のコースは全長44kmほどでキツイ上り坂は恋路山トンネルへと向かう3kmが勝負という箇所だ。県道3号からそれてそのヒルクライムが始まった。初めて登る坂はピークがわからないから精神的に粘るのがしんどい。最近は使わなくなった3枚のフロントを一番インナーに落としクルクルとケイデンスした。選んだ道が正解だったかの不安とピークが分からないという二つの思案が「足着いちゃおうか・・・」というセリフを吐かせた。ゼーハーと息を切らせながら視線を先へと向ける。「ん? コンクリート!」 「トンネルだ!」 道は正解。ピークもそこだ。「恋路山トンネル」という銘板が読めた時私は安堵感と達成感に包まれた。トンネル内は照明が一切なく、頼りは自転車に取り付けていたライトだけだった。最近は昼間でもフロントとリアにはライトを点灯させている。今日も付けていて良かった・・・
 自然光が目に差し込んで来てトンネルは終わる。道は下りへと続き、稲刈りの最中や刈り終わった田圃を眺めながら速度を上げた。島根県道12号線の合流地点で久しぶりに出会った自動販売機の傍へと座りエナジードリンクを買い呷った。地図を見るとここからはほぼ平坦。のんびりと走ろう!

 前方に大木が見えた。両手を回しても届かないほどの大きな木だ。自転車を適当に止めてカメラを取り出し一枚撮ることに決めた。

20181014pva1.jpg


田園風景と遠くの山々を眺めながらふと視線を落とすと・・・蛇がとぐろを巻いていた「おわっ!」と慌ててハンドルを切り寸でのところで交わすことが出来た。そんなこともありながらやがてデポジットポイントへと帰って来た。やまなみを走るコースは勾配のキツさがポイントなんだけど今日のコースはそれほどキツイものではなくて走りやすいと思う。自動車の交通量も極めて少なくてその点でも良いサイクリングコースだな。冬は雪深い所だから春先からこの季節までが限界かとも思う。

「あるう日、森のなか~ 熊さんに出会った」 って事にはならなかったけど、実はライドの前にホームセンターで熊よけの鈴を買ってサドル下に取り付けていたのだった・・・(笑)

20181014pva2.jpg


Dst・・・36.55  Av・・・19.0   TREK・FX3







 
スポンサーサイト

異界へ

著者の小山田浩子さんは広島県出身でした。この本を手に取った時は知らなかったな~。今月2冊目の本を読み終えました。「穴」小山田浩子・著 新潮文庫。2014年上半期の芥川賞受賞作です。ちょっと読書感想書き辛い感じだな。夫の実家のある田舎の一軒家に家賃がかからないこともあり引っ越して来た夫婦。当面職に就かず専業主婦として生活する私がある時川土手にある胸の高さほどの穴に落ちてしまう・・・この辺りまでは捉えきれていたのですが、そこからは異界へと入ってしまったような感覚で物語は進んでいきます。小山田さんの作品は初めてなのですが、文節が比較的短めでスピーディーに展開し風景描写も素晴らしく、まさに純文学的な作品です。私自身としては受賞作の「穴」よりも他に収められた二篇。「いたちなく」と「ゆきの宿」のほうが好きかな~。その二篇を読んでいて思ったのは登場人物の精神的な大人感です。私自身を振り返り今年46歳で年齢的にはすっかりおっさん。でも所帯を持っていないせいもあり幼さというかニート的おっさん? 本を読むとその作品に登場する人物の背景が見えて人生におけるモノサシになってくれます。 なにやら無理やりに読書感想を述べていますが、小山田さん、御馳走さまでした。

20181009ooo2.jpg

東京公園

 今月1冊目の本を読み終えました。「東京公園」小路幸也(しょうじゆきや)著・新潮文庫。背表紙からの引用。(写真家をめざす大学生の圭司は、公園で偶然に出会った男性から、奇妙な依頼を受ける―「妻の百合香を尾行して写真を撮ってほしい」。砧公園、世田谷公園、和田堀公園、井の頭公園・・・・幼い娘を連れて、都内の公園をめぐる百合香を、カメラ越しに見つめる圭司は、いつしか彼女に惹かれていくが。憧れが恋へと成長する直前の、せつなくてもどかしい気持ちを、8つの公園を舞台に描いた、瑞々しい青春小説。)
 小説に光と影のものがあるとすれば、この小説は光。初めから終わりまで優しく光に満ちた雰囲気で進んでいく作品でした。私も趣味でカメラをやるので、主人公の圭司がファインダー越しに家族写真をテーマに見つめる世界に憧れが起きました。少し逸れますが、最近では肖像権とやらの関係でアマチュアカメラマンでさえ、人を撮影・掲載するのには気を使います。しかし風景写真に人と言う存在が写っているいるだけで物語が始まります。だから写真に味が出るとは思います。そういう意味で過去に撮影した写真にも「いい!」と思うものもあるのですが、記事に上げるのは躊躇いがあります。
 この作品は恋愛小説ではなく青春小説です。もちろん恋愛は大きなテーマですが掘り下げ方が淡くせつない深さで進んでいきます。最近、心の暗部を抉るような作品を読んでいたので、たまにはこういう作品もいいなって思いました。

20181003ska1.jpg



まとめっ!9月

 台風24号が過ぎ去った広島の今日は快晴でした。それにしても今年はよく来るな~。もう勘弁してください。9月は雨が多く、私の休日も濡れる日が多かったです。 いつものように9月を振り返っておきましょう。
 まずは読書。 桐野夏生・著「柔らかな頬」上下巻。 中村文則・著「何もかも憂鬱な夜に」の3冊です。雨で自転車に乗れない休日が多かった割には進まなかったな~。年間の読書目標が36冊。9月終了時点で23冊。残り13冊を3ヶ月で読めば達成といったところなのですが、それには月4冊ペースで、どこかの月で5冊読まんといけん! わぁーいよいよ達成出来なくなりそうだ。でも頑張るぞいっ!!
 次に写真散歩。今月は遠征が出来ました。山口県の秋芳洞と秋吉台へ。秋芳洞の入り口までの川の雰囲気、なにやらパワースポット感が満載でした。ココはオススメですよ~。関東の方には少し遠いですが、山口県に立ち寄られた際には是非!
 そして自転車。月間走行距離は155.15km。少なっ! 可部地区の両延神社、そして先日の街ポタが中距離ライド、あとはいつもの坂トレが数回でした。最近、勤務時間が増えて前よりも乗れなくなっているせいもあるんです。あと雨もね。10月は合間を見て乗りたいです。せっかくの自転車シーズンだし・・・
 最後にeシフト。全7回。〇が5回、✖が2回。こちらはまずまずでした。


 さぁー今年もラスト3ヶ月。年間目標達成に向けてスパートかけてイキマスよ~。

20181001yvw1.jpg


 今月もお付き合い頂き、ありがとうございました。( ̄^ ̄)ゞ

この世界の片隅に(広島編)

 久しぶりの休日。空もおおいに笑ってくれたのでポタリングしてきました。今日は先日の日曜日まで放送されていた「この世界の片隅に」の舞台を回ってみることにしました・・・

20180928icq1.jpg


北条周作さんと浦野すずさんが初めて出会った場所。産業奨励館(現在の原爆ドーム)



20180928icq3.jpg


浦野すずさんの実家のあった広島市中区江波(えば)の漁港。



20180928icq4.jpg


すずさんの祖母が住んでいた広島市西区草津(くさつ)の路地裏の風景。


20180928icq2.jpg


ドラマ版で最後のシーンとなった広島マツダスタジアム。「負けんさんなよー広島!」「負けんさんなよー広島!」


呉編は次の機会に・・・


Dst・・・31.76  Av・・・15.0  TREK・8・5DS