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ヒラメ筋と南無阿弥陀仏

 幾分湿度も低く涼しい朝をむかえた広島市内です。昨日の晩から今日の計画が立たず目覚めたのが8時を回っていました。勾配のあるコースか・・・それとも街中をブラブラとするか・・・ とりあえず相棒にDSを選び平和公園の木陰で地図を眺めながら缶コーヒーを開けます。青空と夾竹桃のピンク色が競う中、行き交う人々が通勤なのか観光なのかそれぞれの一日をスタートさせています。
 西は前回のライドで行ったし・・・東はまだ行きにくい・・・北でも良いのだけど昼飯はカレーとだけは決めていたからもう少し近い所か・・・

 広島市安佐南区東原に「浄玄寺」というお寺がある。「ヨシ!そこに行ってみよう」  平和公園をあとにした私は都市交通システムのアストラムラインの下を気持ちよく走ります。広島ホームテレビの社屋を過ぎた辺りから綺麗に舗装されたランニングコースをランナーを抜かしすれ違いながら流します。ランナーを見るといつも尊敬の眼差しでいます。自転車とはレベルの違うほど足に負担がかかるしそれゆえにダイエット効果もあるのだろうな~とは思います。 話は少し逸れますが最近、スポーツする人のヒラメ筋を見るのが好きなんです。発達したそれを見ると「この人脚力ありそうやなっ・・・」って。年齢を重ねても鍛えている人の脚は惚れ惚れしちゃいます。
 そんな人間観察をしながらペダルを回すとやがてアストラムラインは左へと大きくカーブし、橋を渡って行きます。私のほうは直進し河川敷ゴルフを楽しむ人を横目に安芸大橋へと差し掛かりました。今日の目的地はその橋を渡り、左折した市街地の一角にあります。神社や寺院というのは大きな瓦屋根があったり御神木がスッくと立っていたりするから近くまで行くと地図など頼りにしなくても発見出来ます。「在った!」 鐘楼があるしそうだろうなって近づくと寺院ではなく神社でした。どうやら目的地の近くにある瑞穂神社という場所に先に辿り着いたようです。神社に鐘楼って珍しいなと思いながらヘルメットとグローブを取りお参りさせて頂ました。
 「この近くにある寺院なのだけど・・・」 ちょっと走ると墓石が見えて来ました。「ここやな」 

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 浄土真宗本願寺派小原山浄玄寺。 時代は遡り、毛利・尼子の戦があった頃に福島三河親綱という武将が息子の戦死を機に超正と名を替え安國寺(真言宗)の弟子になってこの場所に小原山東専坊専福寺を興しました。やがて浄土真宗に改宗し寺名も超専寺と変わった後、享保2年の頃に番僧だった浄玄にちなんで浄玄寺と寺号をさらに改めたそうです。現在の本堂は昭和4年の頃のもので、平成3年の頃に大修復がされたようです。

 私の実家は浄土真宗の檀家で小さな頃から日曜学校などでお念仏に触れることも多かったです。だから浄土真宗のお寺はなんとなしに親近感があります。手を合わせ「南無阿弥陀仏」と三度唱えてお参りさせて頂きました。


 寺院をあとにし、またフリーハンドで胃袋の目的地を目指したのでした。。。

Dst・・・43.33 Av・・・15.6  TREK・8.5DS


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日本のお寺と神社

 今月1冊目の本を読み終えました。「(イラストでわかる)日本のお寺と神社」 ロータスさわこ・{テキスト}カワグチニラコ{イラスト}中経の文庫 です。 以前読んだ「日本の仏さま」の第二弾。今日本にあるコンビニエンスストアが五万五千店なのに対して神社は八万一千社・お寺は七万七千寺と圧倒的に多い数が存在します。個人的に神社仏閣巡りを自転車でするときは文庫地図の中からなにげなく目に留まった神社や寺院を訪れるようにしてます。この本に書かれている神社・仏閣は超有名所で一度は訪れたい社ばかりです。本に掲載されているイラストも愛嬌があり読んでいて楽しい気分にさせてもらいました。東北・関東・東海などの地区は長い連休がないと訪問出来そうもありませんが、中国地方・関西・九州あたりは3日休みが取れれば行けそうな気もします。
 拝殿や本殿の建築様式もさまざまあるようです。また祭神がどなたかとか、興味は尽きませんね。この本片手にそんな旅をしてみたくなりました。


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駅舎

 一日を終え溶け切った氷をもう一度凍らせる。次の日また朝から溶けはじめる。その繰り返しをもうひと月も過ごしている。おおよそあとひと月も同じような日が続くと思うとうんざりもする。しかし不思議と昨年よりも夏バテを感じてはいない。
 今日は久しぶりにロングライドをしようと決めていた。朝9時26分、回し始める。 蝉たちがトゥッティでフォルテシモだ。進路はイザ西へ! 国道2号線、通称「宮島街道」は地御前地区を過ぎると左手に海が見え始める。海の先には厳島の大鳥居が小さく見える。毎年8月に宮島水中花火大会が開催されるのだけど本年は災害の影響もありそうそうに中止となった。観光客もまばらだ。その宮島のフェリー乗り場の先で一回目の休憩を入れた。「今日は目的地まで走り切れるだろうか?」と不安になるほど顔にあたる風は熱がある。私がロングライドをするとき、決まって心で呟くセリフがある。「のんびり回してればいつかは辿り着くさ!」である。先を急げば急ぐほど道のりは遠く感じる。
 交通量の多い、また大型車の多い道のキープレフトを慎重に走ると広島県大竹市へと入る。ショッピングモールの入り口の自動販売機で紅茶のペットボトルを贖いベンチに座って一息入れた。するともう日焼けのしようがないほど黒くなった一人のご老人が話しかけてきた。「わしも自転車やるんよ」 「あんたが乗っとるのよりもタイヤの太いマウンテンよ」 「ほうですか・・・」「あんた、今日はどこまで行くん?」 「岩国まで行こう思うとります。」 「ほうね」 「暑いけー水分補給しながら行きんさいよ」 「ありがとう」
 そんな感じで二度目の休憩後は広島県と山口県の県境となっている栄橋(さかえばし)を渡り目的地へと一直線だ。

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昭和4年に開業したこの駅舎は岩国の観光名所「錦帯橋」の最寄駅で多くの人が利用した歴史がある。今は東側にある「岩国駅」が街の表玄関となっているのでこの駅舎はひっそりとしている。しかしご覧の通り洋風建築のとても趣のある駅舎は独特の存在感を残している。 駅舎の中のベンチで近所のご老人が真横になって休んでいる。 海側から吹く生暖かい風が吊るしている風鈴を鳴らしていた・・・

 周防(すは)なる磐国山(いはくにやま)を越えむ日は手向(たむけ)よくせよ荒(あら)しその道 (万葉集)

 <訳> 周防の磐国山を越える日には神によく手向けをされますように。荒々しいその道ですので。

まとめっ!7月

 今日も厳しい暑さとなりました。 そんな中ポタリングしてきました。目的地はなく、平和公園で祈念式典の準備の様子を眺めながら缶コーヒーを飲み、文庫地図に目を落とします。昼飯に海田町のインド料理のカレーを食べることだけ決めていたので、開店時間に合わす為に広島港へと立ち寄りました。 江田島・呉方面へは先日の災害の影響もあるだろうから、嬉し気にポタリングするのも気が引けます。またインド料理の店の近くも道路が崩落したりと心配で足が遠のいていました。 しかし今日はどうしても食べたかったので思い切って立ち寄ってみました。インド人店員しか居らず、豪雨の時の様子は聞けませんでしたが、どうやら床上までの水はなかったかと想像出来ます。今日もスパイシーで美味しいカレーでした。





 さて簡単に7月を振り返っておきましょう。

 まずはeシフトの過ごし方。全6回で〇が5回。 午前7時頃に起きて、外に出るともうかなりの気温になってます。夕方からの仕事ではありますが、午前中に体力を使うのも慎重になって部屋でゴソゴソして過ごすパターンも多かったです。

 読書。 今月は2冊。 「一私小説書きの日乗」西村賢太・著 「図書準備室」田中慎弥・著。でした。 どちらの著者も芥川賞受賞者で、ジャンルで言えば、現代純文学かな。 個性は両人とも大きく違いますが、お二方とも好きな作家さんとなりました。来月は西村氏の芥川賞受賞作「苦役列車」を読もうと思っています。

 自転車。月間走行距離は205.83km。 猛暑の中、まずまず走れたとは思います。冒頭でも触れましたが、豪雨災害の影響もあり、呉・江田島方面へは行かず、いつもの坂トレと西へと走りました。 あと月の頭から毎日、部屋でスピンバイクを30分回していたので、筋力アップにもつながり、坂トレではその効果をわずかながら実感しています。8月は負荷をもう少し上げてより鍛えようと思っています。

 写真。 今年になってオープンした、商業施設へ平日の空いた日を見越して、ミラーレスを持ち行ってみました。 とても広い施設で一日で回るのはちょっと大変かも・・・個人的にはグルメコーナーしか興味はなく、再度来るなら、また違うものを食べてみようかなってくらいです。

 さぁー8月です。暑さで集中力を欠きがちにはなりますが、水分・塩分補給・ 睡眠・栄養に気を付けて、前に進みましょう!!

 7月もお付き合い頂きありがとうございました。。。((^∀^*))


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落ち込む

 今月2冊目の本を読み終えました。 最近よく読むようになって近いうちに全著を制覇すべく今回も田中慎弥ワールドに浸かりました。 「田中慎弥が好きだ・・・」と呟くと、「マニアックだな」とか「変態」とかラベリングされそう。読んだ本は「図書準備室」・新潮文庫です。表題の「図書準備室」と「冷たい水の羊」の2編からなる小説で、一つ目は30歳を過ぎても働かず母の金で酒を飲んでいる男が過去に出会った教師の人生の罪を虚無的に冷笑しつつ、不敵に問いただすという話。 こういうニート的アウトローを書かせたら恐らく右に出るものはいないだろうと思わせる田中氏の世界は唯一無二でしょう。 二つ目の「冷たい水の羊」は凄惨なイジメにあう少年が独自の論理を持って、死へと向かっていく心の暗部を抉る内容。特にイジメのシーンは読みながら嫌悪感が背筋をつたうようで救いようがなかったな。物語の最終盤でのストーリーが私の読書脳では捉えきれず、3度読み返しました。結局、少年は割腹自殺したのかな・・・今まで読んだ田中慎弥は危ないラインの綱渡りをしていても決して落ちなかった展開なのですが、今回の「冷たい水の羊」は落ちてしまった・・・・
 今回の作品は読み終えて、私自身の気分の落ち込みが激しかったです。 また読みますけどね・・・

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