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しまなみ4

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最高かよ・・・

Dst・・・40.01   Av・・・20.00    TREK・エモンダSL6


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やっぱ海が見たい

 先日、一年くらい前から痛んでいた歯がのっぴきならない状態になり病院へと行った。診察の結果、右下奥歯が縦に割れているとのこと、なにか堅いものを食べた時になったのか、原因は今となってはわからない。 抜歯しないといけないという診断のもと、麻酔を数か所打ち、効いてきた頃にスポッとやった。以外と簡単に抜けたのは長くその状態でほおっていたせいか。診察後、痛み止めや抗生物質を処方していただき、飲み続けて、ほぼ痛みもなくなった今日傷口を縫っていた糸を取ってもらいに再診。 病院からの帰り道、歯石をとって隙間の出来た並びを舌でなぞりながら、歯は大切にせんとなと・・・

 さて、最近休日に雨に降られることが多く、ほとんど乗れていなかった自転車のタイヤに空気を充填してポタリングに出発した。しばらくウォーミングアップでホームグランドへと向かった。ノープランもいいとこの今日で、ベンチに座りながら文庫地図をめくって行先を思案した。神社仏閣もいいけど、今日は海が見たいなと脳内の霞んだ霧に光が差した。昨年夏の豪雨災害以降、足が向いていなかった呉へと行くことにしたのだった。道中、歩道に一年経った今でも土砂の跡の砂が残っている。昨年、酷い思いをしたから今年は許してもらう的なことを認めてくれるほど自然は甘くはないだろう。暖かい冬を過ごしている今、夏のことを思うと今ですら憂鬱になる。
 冬の日差しを浴びた海がキラキラと輝く。そう!今日はこの景色が見たかったのだ。呉市に入るとすぐに「呉ポートピアパーク」という公園が見えてくる。ココで後生大事に抱えてきた三脚を立てて数枚撮ろうと思ってみたら「休園日」の看板が目を刺したのだ。「水曜は休みなのね・・・」残念! 名残惜しそうに海岸線に出てアングルを探ってみるもイメージ出来ず、「まぁー帰るかな」
 公園でUターンしてしばらくすると「ベイサイドビーチ坂」という、これまた海を眺めるのに最適な場所がある・・・

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 リモコンシャッターを切るか切らないかの時、視線の右に一人のご老人が、撮影の邪魔にならないように散歩を中断しているようだった。それに気づき、「どうぞ・・お通り下さい」と促すと、「いや・・・いいんですよ。続けて」 「すいません。では」 などとキャッチボールをすると、「いい自転車ですね」とさらに話しかけてこられた。「それほど高級ではないんですよ」 と謙遜してみた。「トレックは二葉に専門店がありますよね」 と続いた。「そうなんですよ。そこでいつもお世話になってるんです」 「私も立ち寄ったことがあるんです。女性店員さんが愛想が良い印象がありますね」 その女性店員は店員ではなくオーナーの奥さんだなと気が付いたけれど、それにはパスを返さず。微笑みだけで返事をした。でも決して面倒だったわけではなく、いつもなら物怖じして、そそくさと切り上げてしまう場面なのだけど、(まぁー話かけられるって嫌な気分ばかりでもないな)と今日は思ったのだ。立ち話をしていると、どこからともなく洋服を纏った子犬が寄ってきて、足元を回ったりした。ごく自然に犬の顎や腹を撫でてやる。冬の陽を浴びながら、そんな時を過ごしていた。

 自宅への帰り道、家に一番近いコンビニエンスストアで、焼酎用の天然氷を買い、左ハンドルの辺りに持って、重心を奪われながらも無事、今日のライドを終えた。門扉をぐぐり、自転車を止めて、サイクルコンピューターを見ると走行距離が50kmを超えていた。
 「久しぶりによく走ったな~」 

Dst・・・54.69   Av・・・15.8   TREK8・5DS



引き戻された・・・

 引き戻されたと感じる読後となりました。今年の始め部屋の本棚をマジマジと眺めながら、多からずこれだけの本を読んで私には何が残ったのだろうか?と自問していました。印象に残っている本は数冊しかないなと・・・その本を読むことは己の正体と一致していないのではなかろうか? 自分の欲求に素直に従っていると言えるのか? 難解な本をカッコつけて読んだ気になっているのでは?
 今月2冊目の本は「孤独論」逃げよ、生きよ 田中慎弥・著 徳間書店です。田中氏の本は昨年、何冊も読みました。 冴えわたる比喩表現、長めの文節、これは正に「良薬、口に苦し」と言えると思いました。今回読んだ「孤独論」は田中氏が非常にわかりやすい文章で人が恐れるであろう孤独という状態を肯定的に捉えて、苦痛を感じながら組織に居るのなら、社会のしがらみに捕らえられて我慢して過ごすなら、その場から逃げ出してしまえ!と呼びかけています。田中氏自身も高校を卒業してからの十五年間、実家に引きこもっていた経験をしています。その期間の過ごし方を後ろ向きに感じるばかりではなくて、好きな本を読み漁り、小説という一筋の光のようなものを手繰り寄せて生活していたと振り返っておられます。 今現在、学校や会社が嫌で、組織の奴隷となって生活している人にとってこの本は救いの一冊となるのかもしれません。 私自身を振り返って、いくら上司が厳しく、仕事が嫌だと思ってみても、細々と生活があるので同氏の言葉に共鳴して「逃げる」わけにはいかないと思います。「逃げる」わけにはいかないのなら、その仕事が楽しくなるように自発的に行動してみようと考えました。働いていても組織の奴隷にならない方法はあるような気がします。
 この本では読書についても興味深いことを述べておられます。 いくらか難解な本でも読むことで、ほとんど理解出来なかったにせよ、なにか自分の中に残るものが出来るということです。個人的に今年は難解な本を避けて、楽しむだけの読書にベクトルを移そうと考えていましたが、少し引き戻されました。また著者は古典を読むことも勧めています。長い時を経て読み続けられている本は代えがたい財産が詰まっているというわけです。
 例えが非常に上手くないですけど、娯楽的な本、歴史、難解な本、恋愛小説、色々な本を食するとします。自分の体を通って、やがて体外へと排出されます。排出物に花が咲くとすれば、それは娯楽的な本やわかりやすい本ばかりでなく、難解で一見、何も残らないかもしれない本が花を咲かせるかもしれないのです。
 今年も色々な本を読み、色々な経験をして、己の花が咲くように生きてみようと思いました。

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だるま市

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2019年2月8日撮影   広島県三原市・神明市(しんめいいち)にて




痛快!爽快!

 「あー面白かった!」と感想を書くともうそれだけで終わってしまうので、グダグダと行きます。今月一冊目の本を読み終えました。「超高速!参勤交代リターンズ」土橋章宏・著 講談社文庫。読み始めからスピード感ある展開で読み手を決して飽きさせません。物語の悪役である、松平信祝(のぶとき)はかなりのワルで、結末でそのボスが倒される瞬間を追い求めるように読み進めます。その彼に追い詰められる湯長谷藩のお殿様と家臣たちが智恵と度胸と武術で数多くの困難を克服していく様子は痛快としかいいようがありません。多からず読書をしていると色々な本に出会いますが、この本は娯楽的要素が満載で、もしや映像化まで意識して書いているのではと思います。まぁー実際、この本は前回の「超高速!参勤交代」と共に映画化されていてスマッシュヒットとなったそうです。
 今回のような本を「面白本」と定義するならば、「面白本」ばかりを読んでいると、少しだけ自分の読書脳が落ちる気もしますが・・・
 自分も読書が得意とは言えません。読書が苦手な方、この本、是非お勧めですよ。。。
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