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しまなみ

 ドリンクボトルにお茶を補充しようと小銭入れを弄った。160円のそれを買うのだから百円玉2枚を手に取った。が・・・五十円玉と十円玉、そして百円玉の3枚に持ち替えて自販機に投入した。一枚の重量を気にするほど今日は気合が入っている。

 しまなみ海道に来るのはこれで3度目になる。初めて来た時は向島に車をデポし、そこから今治市のサイクリングターミナルまで至福の時を味わったことを思い出す。その頃は今は亡きジャイアント830ATXに乗り、サイクルジャージすら持っていなかったまったくの初心者だった。多島美の中に巨大な建築物である橋がとても風景に溶け込んでいて、なるほどここはサイクリストの聖地の一つであるなと感動したのだった。

 そして二度目は自転車をTREK1200のロードバイクに替えて、やはり向島にデポし、眺望や走行感を惜しみながら、70kmでは物足りないほどテンションを上げて今治市まで走った。あっという間の距離だった。

 今日は三度目のしまなみ海道である。初めて来た頃よりも装備も脚力も上がっているので、亀老山(きろうざん)という山をヒルクライムすることにした。それで多々羅大橋の近くに車を止めて自転車を降ろし、そこから山の入り口までをウォーミングアップを兼ねて流す。平日だというのに実に多くのサイクリストとすれ違った。軽く手を挙げて挨拶を交わすとさわやかな風が流れた。

 戦国時代に一世を風靡した村上水軍のふるさとの傍の驚くほどの潮流を横目に道は峠へと入る。尾道側から今治までの唯一の峠であろう宮窪峠(みやくぼとうげ)を過ぎる。ここもママチャリではキツイだろうがスポーツ車ならどうという峠ではないだろう。そこを過ぎるといよいよ亀老山の入り口だ。フロントをセンターへ、リアを一枚残でして登り始めた。

 序盤、ガツンと斜度があがる。だがほんの少しだけ緩くなり、九十九折を交えながら頂上へと延びる。入り口から頂上まで距離にして3.7kmと表示があった。標高が307m。広島市内のキツイと言われている黄金山が2.7kmで221.7mの標高を登るから、もしかしたら黄金山のほうがキツイのかとも思ったのだけど、いやいやこの山もキツイ! もはやフロントはインナーへ、灰が峰でも使わなかった一番軽いギアへとリアを替えた。

 最近、登りながら思うのだけど、ヒルクライムって序盤と終盤がキツイパターンが多い。脚と心拍が惰性というゾーンに入ってしまえば、呼吸を一定にリズムを持って登れるな!と・・・

 この山、所々にあと何キロ!藻塩アイスが待っている!という看板が目に入り、なにげにあと何キロという表示は先の見えない山ではありがたい。やがて眺望が広がりピークを向かえる。今日も何度も脚をつこうかとも思ったが踏ん張り、入り口から頂上まで登り切った。 THE達成感である。

 自転車を適当な所へロックして、ご褒美の眺望を求めて展望台へと徒歩で行く。

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Dst・・・26.47  Av・・・16.9  TREK・FX3
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コメント

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