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美術の力

 今月2冊目の本を数日前に読み終えました。「美術の力」表現の原点を辿る 宮下規久朗(みやしたきくろう)著 光文社新書。私は美術館に行って絵画を眺めることは年に一度あるかないかです。美術鑑賞もただ感性だけでするのではなくて、その絵画が描かれた時代を知り、画家の一生を知り、そういった深い知識があればなおその絵を味わいつくすことが出来るのではないだろうかとこの本では提起しています。さらに美術というものの公益性についても触れられています。海外の美術に対して日本の美術は公益性が少ないと述べています。どういったことかというと、日本の絵画と言えば「掛け軸」であったり、公開されていない仏像であったりと、一部の人の目にしか触れられないということのようです。駅ナカや役所などに掲示された絵画などはその対極というわけです。
 この本を読み終えるまでクレパス画というものに一点の視点も持っていない自分でしたが、子供の絵画に限らず、クレパスという画材は深く画家の才能を引き出すことが出来るということも新鮮な捉え方となりました。
 私個人は絵は描きませんし、おそらく才能の欠片もないでしょう。 母は絵画教室にも通い何年も好きな絵を描いています。「私なんてデッサン力がなくて基本が出来ていないからダメね」といつも言っています。 私が評価するに母の絵は自由でそれはそれで良いなんて手前味噌してます。
 今年は美術館に行って、大きなキャンバスに描かれた絵画の前でただただ時間が流れていく感覚でもって芸術というものを感じてみようかとも思いました。

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