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知らない街をゆく

 海岸線沿いに松林が並んでいる駐車場にデポし今日のポタリングを開始した。久しぶりの遠征で自宅から高速道路を飛ばして1時間くらいの所だ。ペダルを回し始めてすぐに潮の香が横切った。同じ瀬戸内海の色のはずだけど今日の海は一層と青く感じる。藤の花、芝桜、つつじと五月への予感・・・しばらく走ると左に工場群が現れた。とても骨太で男性的な景色に心奪われる。古びて廃業してしまったガソリンスタンドを何軒も見ながら、初めて走る道を楽しんでいる。見た事もない看板、店舗、駅、公園、ワクワクする心が自転車のスピードを落とす。今日のコースは昨晩、ルートラボで確認済みだ。峠と言えるものは一つだけで平坦コースとなっている。ただ下見をしたわけではないので大型車の追い越しの怖い箇所はわからないのが唯一の不安だった。終わってみるとそのような場所は一箇所もなく良いコースに恵まれた。話を道中に戻す。走り始めて1時間ちょっとで最初の休憩を挿んだ。心拍の上がらないライドでは過度なカロリー摂取は避けたい。エナジージェルとオレンジジュースで昼飯とした。
 やがて道は県道から国道2号線へと戻る。小さな駅を過ぎたあたりで、JRのトワイライト・エクスプレス・瑞風が通り過ぎて行く。山陽本線上りのコースで車窓を楽しみながら、宮島口・尾道と立ち寄り京都駅まで走るようだ。旅情を感じながら今日唯一の峠へとさしかかった時、田園の民家の脇に悠然と泳ぐ鯉のぼりを見た。少し寄り道してみたくなり傍まで行ってカメラを取り出す。こいのぼり(鯉幟)とは元来、日本の風習で、江戸時代に武家で始まった、端午の節句である旧暦の5月5日までの梅雨の時期の雨の日に、男児の出世と健康を願って家庭の庭先で飾られた紙・布・不織布などに鯉の絵柄を描き、風をはらませてなびかせる吹流しを鯉の形に模して作ったのぼり。皐幟(さつきのぼり)、鯉の吹き流しとも言う。
 峠はフロントをセンターにまでも落とさずアウターで登り切った。道端で警察官がスピード違反の取り締まりをしていた。所謂、「ネズミ捕り」だ。今日は何匹のネズミが捕獲されたのだろうか?軽く会釈を交わしてピークを過ぎると大きく展望が広がる。今日の目的地「富海」(とのみ)の海岸線が見えてきた・・・

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Dst・・・43.36   Av・・・15.6   TREK・FX3




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