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分水嶺

 自転車を漕ぎ始めてしばらくは記事の書き出しのことばかりを考えている。今日もそんな事を思いながら脚を暖めていた。歩道ではない店舗のグレイチングに前輪が乗った瞬間、「あっ!」と声が出た。予想外に滑ってしまったのだ。「コケる・・・」と頭で思いながらバランスを研ぎ澄ました。幸い今日の自転車はFX3で乗車姿勢も助けてくれて転倒は免れた。ロードバイクだったら間違いなく・・だっただろう。それからは余計な考え事は控えて走りに集中することにした。
 今日は以前から気になっていた峠を攻めることにしている。峠の名前は「上根峠」(かみねとうげ)という。広島市内を流れる太田川(おおたがわ)という川沿いに北上し、やがて可部(かべ)という地区へと入る。その辺りから気づくか気づかないかのほどの境の勾配を登っていく。やがて街区を抜け、自動車は大きくバイパスへと流れて行く。そのバイパスではなく旧道の峠道が上根峠だ。事前の調べでは斜度は最大でも4%ほどで、おそらくフロントはセンターで充分だろうと踏んでいた。実際、予想通りとなった。登る道に歩道はなく、たまに追い抜きをかける大型ダンプカーが怖いが、基本的に交通量は少なく、川沿いを登っていくので、とても気持ちが良いコースだと思う。
 初めて登る峠は様子がわからないから、キツさが二割ほどあがる気がする。 大きなラブホテル横目に右へぐわんとやるとやがてピークを向かえる。頂上には「ごくろうさん」と言っているように自動販売機が直立している。 ガタコンとスポーツ飲料を落とし、地べたにしゃがみ込むと一気に呷る。
 ふと目を畑のほうにやると「分水嶺ポスト」という案内板があった。読むと、ここに降った雨はポストの屋根の右へと流れるものは日本海へ、左へと流れるものは瀬戸内海へと分かれるらしい。 らしい・・・と書いたのはこの程度の登りのピークが大げさに分水嶺とはにわかに信じがたかったからだ。ちょっと鼻につくコメントを反省。 そう書いてあるのだからそうなのだろう。
ココを過ぎると道は県北地区へと入っていく。今日の目的地はココまで! 「さぁー下るぞい」

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Dst・・・65.97    Av・・・19.5     TREK・FX3



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