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 狩野英孝が坂道の途中でへたり込んでいる。BSで放送中の「小島よしおと狩野英孝のチャリお遍路」を観ながら、「あるよね~、どこまでも登っていく坂道。」心が折れる瞬間に同じ自転車乗りとして大いなる親近感を覚える。この二人のゆるーい感じのお遍路に自分もいつかこんな旅がしてみたいなとロマンを感じながら楽しませてもらっている。
 翌朝、上り坂へのモチベーションもあがり、FX3でホームコースから攻めることにした。一昨日、昨日と降り続いた雨のなごりか湿度を含んだ空気が体へと纏わりつく。路面はまだ所々濡れており、そこからの蒸した感じもつづく。ホームコースはウォーミングアップの区間なしでいきなり勾配へと引っ張られる。対面、上からは通学の高校生が、ブレーキに手もかけず猛スピードで下ってくる。その若さに「大丈夫?」と呟いている私。今日はリアのギアをいつもの位置からもう一枚残して登ることに決めていた。この上りも慣れてきているので徐々に負荷をかけて筋力アップといきたい。信号待ちで停車する。窓を全開にした車からはRCC中国放送の賑やかなパーソナリティーの声が聴こえてくる。その声を振り切るようにしてまた登り始める。
 やがてピークを向かえ、峠の茶屋的なセブンイレブンで、ルーティーンのスポーツドリンクを呷る。ここを過ぎてすぐの所に最近、大型の商業施設がオープンした。人ごみと渋滞に若干の苦手があるので私はまだ行っていないが、落ち着いてきたら行ってみたいとは思っている。 さて清々とした流れに沿って下り、田園ゾーンへと入った。私はこの区間がとても気に入っている。田、畑、農作業をゆっくりとした速度ではあるが停滞することなく進める老人も含めての景色だ。秋には黄金の稲穂が輝いていた。今時期はなみなみと蓄えられた水に守られて幼い稲が一種の愛情を持って育てられている。米は粗末にしたらダメなのである。

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 やがて道は八幡川(やはたがわ)に沿って遊歩道に繋がる。 ここは自転車で通るのは少し憚られるので遠慮がちに散歩している方の傍を通る。FX3にベルはないがここを通る時だけは「あってもいいかな」と思う。 道の所々に色とりどりの花が咲いていて、今時分は「紫陽花」なのであるし、是非一枚写真に収めたいと思いつつ立ち止まれないでいた。紫陽花は育っている土壌によってその色合いが変わるということをなにかの調べで知っている。好みを言うものなんだが、独特の紫はとても好きだ。しかし結局今日のライドでは一枚も撮影出来ずに終わった。


 いつも立ち寄るローソンでアイスコーヒーを飲みながら、「もう一山行くか・・・」と思い進路を極楽寺山に向けた。何度も登っているうちに道を憶え、脚をつく地点もやがて伸び、いつかはピークまで登り切れるのではないだろうか・・・
 私はダンシングがどうやら苦手らしい。適度にダンシングを交えながら登っていくと脚の筋肉を使い分けることが出来て楽になるのだけど、どうも苦手ときている。どなたかダンシングのコツをご存知なら御指南頂きたく思う。
 それにしても今日もキツイ! 長野ループというループ橋は少し勾配が緩くなるので、そこでボトルに手を伸ばしてさらなる壁へと備えた。 私的にいう「長野川砂防ダムの壁・・・」を向かえた。前回はここから100mほど登った所で終わったので、今日はなんとしてももう100mは・・・と粘った。


 ところがである!! 前方に茶色をした四足動物が・・・

 「なんだ!! 野良犬か!?」

 「違う・・・イノシシ。。。」  (ーー゛)

 「おいおい、今日の俺なら、そこまで行けるのに」

 「それも結構、体格がいい・・・」  (笑)

 イノシシと格闘する気にもなれず、前回と同じ場所で今日のチャレンジを終えることにしたのだった。


 「この山は出るんだな・・・野生動物。」



 Dst・・・36.63  Av・・・15.6   TREK・FX3











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