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もう一つの世界

 人生にはターニングポイントがある。私にもあった。大学を卒業したての頃だった。とても大きな出来事・・・そこから人生が大きく変わった。もし、その事がなかったらその後の人生はどうなっていただろう?と頭の中で巡らせることが今でもたまにある。もう一つのストーリーを細かく想像すると、就職して、結婚して、子供を育てて、などと言葉にすると人並みのことばかりかもしれない。そんな想像をした最後にこう自分に問いかける。「もう一つの世界で生きていて、今幸せか?」と・・・その問いに答えを出すことは出来ないが、現実世界の今、同じ問いをするならば、少なからず、「幸せだ!」と胸を張りたい。

 今月一冊目の本を読み終えた。「ボトルネック」米澤穂信・著・新潮文庫。くくるとするならば青春SFミステリー小説で、主人公の嵯峨野リョウが自分の生まれなかった世界に迷い込み、迷い込む前の世界では生まれていなかった姉、サキの存在する世界との違いに自信喪失し最後には「もう生きたくない・・・」と呟く。その瞬間に元の世界に戻ってくるという話。
 最後の最後の所が一番重要で何かを感じなければならないのだけど、何が言いたかったのかはっきりわからなかった。出来事を受け入れるだけの人生ではなく、能動的に自分の人生に関わっていこうという意味なのか???


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展開が予想出来ず、最後まで楽しんで読むことが出来た。。。



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