FC2ブログ

ヒュッゲの心

 今月1冊目の本を読み終えました。それは・・・「平らな国デンマーク」(幸福度世界一の社会から)高田ケラー有子・著 です。この本は本棚からのセレクトで2度目の読了となりました。日本人は少し昔から北欧の国々に羨望の目があるような気がします。日本の人口が2019年で1億2631万人に対して、2016年のデータでデンマークの人口は571万人弱と差があります。また国の面積も43094㎢ほどで九州よりも少し大きい程度です。そして国のシステムも大きく違います。高負担高福祉の国なのです。最近、日本でも上がって消費税が10%となりましたが、デンマークでは2014年の時点で25%です。さらに所得税も高く、平均所得者(子供なし)の場合で28%なのです。日本の場合、195万円を超え 330万円以下の年収で10%で、所得が上がると上限で45%まであがります。
 この本では著者の高田ケラー有子さんがデンマーク人の夫と一緒になって、デンマークで子育てを経験したことをとてもわかりやすく書いています。妊娠・出産から幼児教育・保育、そして義務教育段階とどのステージでも子供にも親にもなるべく負担を与えず、むしろ子育てする側の大人自身が楽しんでいる様子がわかります。もちろん、こういった本を読むと、一辺倒に「素晴らしい!」と感動しそうですが、もちろん負の面もあり、親が経済的、精神的に不安定で子育てが出来ないことも取り上げていて、そういう場合のセーフティーネットとしての里親制度も日本よりも機能しているようです。昨日のヤフーの記事にタイムリーに載っていたのでリンク貼っておきます。
 また、休暇の制度も形骸化されたものではなくて、実際に職種によってしっかりと休暇がとれるシステムになっています。最近、日本でも働き方改革とか言ってやってますが、デンマークでは2004年の時点でしっかりと整っているようです。
 そして、年金制度もすべてを税金でまかない、納付の心配も老後の心配もほとんどせずに暮らせるようです。日本ももはや年金制度は破綻の一歩手前といった感じです。それに出生率もさがり、もう人口減少社会にとっくに突入しています。ここらで、経済的発展ばかりを追い求めるアイデンティティーではなくて、アジアの小国として身の丈にあった国造りし、国民の幸福度という数字では表れにくい指数を意識する哲学をもって進んでみてはどうでしょう・・・ 
 そんなことを思った一冊でした。。。。失礼しました。。。
20200114gat1.jpg


スポンサーサイト



コメント

No title

オトシンさん、おはようございます。

本当ね~
北欧に関しては、人口とか違うんだから
日本じゃ無理といわれるんだけど、
人口が多いとなぜ無理なのかの説明
みたことない...

Re: 三島の苔丸さんへ

> オトシンさん、おはようございます。
>
> 本当ね~
> 北欧に関しては、人口とか違うんだから
> 日本じゃ無理といわれるんだけど、
> 人口が多いとなぜ無理なのかの説明
> みたことない...

三島の苔丸さん、おはようございます。
今回の本は北欧賛美に終わらず、より具体的でした。
隣の芝生は青く見える的な面もありますが、我が国も学ぶことがある気もします。
コメントありがとうございました。。。
非公開コメント