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春の入り口

 ここ数年、テレビドラマを一つ二つ録画して見ることにしている。昨晩も午後10時半を回った頃、その一つを観ることにした。「病室で念仏を唱えないでください」伊藤英明主演。最初見始めた時はチャラい医療系のドラマかと思ったが、見続けてみるとなかなかに骨のある作品だと認識を変えさせられた。救急の現場の医者であり、臨床宗教師でもある主人公の松本照円が、切迫した命を救うシーンは他の医療ドラマでもあるが、ゆっくりと死へと向かう患者に僧として寄り添う姿はとても新鮮だ。また一見反目しあっている心臓外科医のムロツヨシ演じる濱田達哉との友情も観ていて感動する場面である。今週の金曜日に最終話。とても楽しみ・・・

 午前9時の30分前にベットを出た。シャカシャカ、バシャバシャと歯磨きと洗面を済ませ、食卓につき、何もないので白米を茶碗に中盛りし、冷蔵庫にあった殻の赤い生卵を一つだして割り、醤油を三滴、TKGだ。
 そしてサイクルウェアーに着替えて、DSに空気を充填した。今日も天気の心配はすることはなく、目的地も決めずにまずは平和公園を目指す。小学校の前を通ると花で飾られた「卒業式」の立て看板が目に留まり、中の様子を窺うとスーツを身に纏った親御さん達が、そうそうもちろんマスク姿で・・・・一定の間隔をあけて体育館への入り口に並んでいた。「自分が卒業した頃のことが蘇ってくるようだな」でも私は親の立場で式に出ることは一生ないだろう・・・・と少しだけ寂寥感が胸の奥に落ちた。
 今日は暖かい。今まで着ていたウィンドブレーカーは今日は着ていない。グローブも指切りタイプだ。平和公園に着き元安川のほとりのベンチに腰をかけて、途中で買った100円の缶コーヒーのプルタブをつまびいた。左のベンチも右のベンチも腰をかける人がいる。普段はそんなに座る人もいないから、暖かい陽気とコロナウィルスの影響かななんて思う。ベンチの後ろを通り過ぎる人がたびたび桜の木へと目をやる。咲いている花はないかと待ち遠しい気持ちがこぼれるようだ。私も樹を仰ぐ。まだ蕾ではあるが開花へのエネルギーは確かに感じられる。
 「そうだ。しだれ桜で有名な普門寺へ行ってみよう」と進路を南へととった。途中、食品業者が不意に落としたミンチのような肉に鴉達が鋭い視線をやっていた。普門寺の門前で中を覗くとこちらの桜もあともう少しと言った感じだった。そこからはいつも通るBコースをなぞる。今日のランチは手作りサンドウィッチの店、神戸屋さん。狭い店内で美味しいサンドウィッチを頬張った。BGMはRCCラジオでアナウンサーの横山氏がわちゃわちゃとやっている。
 石内地区へと入るとお気に入りの田園風景に吸い込まれる。桜はまだだが、桃や菜の花はスタートダッシュを決めてた。ユーミンの「春よ来い」が頭の中をグルグルとしだした。カメラを取り出して一枚だけシャッターを切った。
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走行距離・・・42.13km   最大心拍数・・・131


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