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備忘録・2月

 今月一冊目の本を読み終えました。「根津権現裏」藤澤清造・著 西村賢太・校訂 角川文庫 です。読み終えるまでにすごく時間がかかってしまった・・・ 大正11年に出版された本なので、熟語や言い回しが難しく、グーグルで検索しながら読み進めました。私のお気に入りの作家さんの一人、西村賢太氏が歿後弟子を名乗っておられて、以前から読んでみようと思っていた本です。西村賢太氏が芥川賞を受賞しなかったら、藤澤清造氏の名前も今ほど有名になっていなかったかもしれません。
 もっとも印象に残った文節は・・・「いいえ、それは違います。学問と云うものは、僕達に取っては、口にすることも出来ないほど大切なものなんです。丁度それは、目の悪い者が、目医者にかかってるようなものなんです。━ただそれを僕達が修める時には、先ず僕ならば僕と云うものを、深く耕してかからなきゃ駄目なんです。でないと、折角おろした学問と云う種も、花もつけずに腐ってしまう虞があるからです。よしまた花をつけても、それは至ってちっぽけな花で、咲いても咲かなくとも、同じようなものになっちゃいます。既に花そう云った風ですから、実のことは云うまでもありません。で、此の自分を深く耕すと云うことは、自分自身が、有ゆる吉凶禍福に就いて、本当の苦労をし抜いでかからなきゃいけないと云うことなんです。・・・

 主人公の友人の岡田があることで思い悩み、その種を主人公に泣きわめきながら訴えるシーンを何度も繰り返し、主人公も呆れながらこうしろ!と助言するも・・・ある時岡田は自死してしまう・・・その原因が何にあるか深く考察し、結句貧しさからくる苦悩が根底にあるのではないだろうかと結ぶ。暗い話ではあるが、読後感は悪くなくて、西村賢太氏の源流がココにあるのかという思いに至りました。
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 話変わって・・・今日は2月最後の休日でした。晴れてもいたのでDSでポタリングへ出かけました。平和公園のベンチでモズを捕捉した後、ネコモト二葉さんへ立ち寄り、ドリンクボトルの飲み口の箇所だけ新しく購入し、いつものホームコースへと入ります。川沿いを走っていると、ご年配の夫婦がログハウス造りの会社の窓際に立ち、何かを眺めていました。「うーんなんだろう?」と視線をやるとそこに居たのは「フクロウ」でした。すごく珍しかったので私も傍まで行ってみることにします。
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 眠そうな目をして、ゆっくりと首を動かしていました。「かわいい・・・」 平日はこの辺りを走っても気が付かなかったので、たぶん日曜日だけ人目につくようにしているのでしょう。

走行距離・・・42.93km  最大心拍数・・・131


 

 今月も月の終わりに振り返ります。月間走行距離は251.50kmでした。車載遠征で、新しいコースを走れたのは良かったと思います。来月も一度は遠征を入れたいと考えています。読書は「根津権現裏」の一冊に終わりました。先月も一冊だったし、ペース落ちてます。3月は三冊くらいは読みたいな~

 3月は仕事が繁忙期なのですが、その中でも自転車に読書と楽しみたいと思います。今月もお付き合い頂きありがとうございました。<(_ _)>


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